AIに問い合わせの返信案を作ってもらう前に、渡す情報と確認する箇所
返信案の文章は整っているのに、約束していない納期や料金が入っている。これを避けるため、このブログでは「確定した情報」「まだ分からない情報」「相手に聞くこと」を分けてから文章にする方法を提案します。
依頼文は、この4つに分ける
AIへ渡す前に、実名や連絡先など、下書きに不要な情報を仮の表記へ置き換えます。社外サービスへ入力できる情報の範囲は、自分の業務で決まっている扱いを優先してください。
用件:資料の修正についての相談。確定事項:相談を受け取った。未確定事項:作業量、料金、対応可能な日程。相手に聞くこと:ページ数と原稿の有無。
これなら、元のメールを丸ごと渡さなくても、返答の目的を伝えられます。
コピーして使う指示文
次の情報だけを使い、問い合わせへの返信案を作ってください。目的は不足情報の確認です。未確定の料金・納期・対応可否を補わないでください。判断に必要な情報が足りなければ、本文の前に「要確認」として挙げてください。相手への質問は2点まで、過剰な敬語を避けて、短い段落にしてください。
指示文の後ろに、整理した4項目を付けます。「2点まで」は質問を絞るための運用案なので、業務に合わせて変更できます。
送る前に、5箇所だけ読み直す
| 確認する箇所 | 見つけたい誤り |
|---|---|
| 宛名 | 別の相手の名前が残っていないか |
| 金額と日付 | 元の情報にない数字が増えていないか |
| 対応の約束 | 未確認なのに「可能です」としていないか |
| 質問 | 今回の判断に必要な質問か |
| 添付・リンク | 実際にはない資料を案内していないか |
架空の例では、「来週金曜までに対応可能です」という一文が入ったら修正対象です。日程は未確定なので、「希望する時期もお知らせください」のように確認へ戻します。
そのまま送れなかった理由を一行残す
毎回、文章全体を書き直すと、何が問題だったかが残りません。「日程を勝手に確定」「質問が5つに増えた」「添付がある前提になった」のように、修正理由を記録します。同じ理由が続いたら、次の指示文に条件を足します。
最初は架空の相談を1件使い、下書き作成と確認を別の作業として試してみてください。文章が自然かどうかと、内容が正しいかどうかは、それぞれ確認する必要があります。
作成日:2026年9月10日。返信案を作るための設計例です。実際のメール送信や効果測定を行った事例ではありません。
コメント
コメントを投稿