同じ問い合わせが2回来たら?削除する前に残したい記録
フォームとメールの両方から、同じ相談が届くことがあります。すぐに片方を削除すると、後から追加された条件や連絡先を失うかもしれません。
ここでは、重複らしい問い合わせを見つけたときに、元の記録を残して処理をまとめる方法を設計します。
同じ人から届いても、同じ用件とは限らない
照らし合わせるのは、送信者だけではありません。「何を頼みたいか」「対象の案件」「希望日」「追加された情報」を見ます。
たとえば同じメールアドレスから「資料Aの修正」と「資料Bの新規作成」が届いたなら、別の相談として扱うほうが自然です。一方、「昨日のフォームが届いたか確認したい」というメールなら、既存の受付に結び付けられます。
管理番号を消さず、まとめ先を記録する
| 項目 | 架空の記入例 |
|---|---|
| 元の問い合わせ | Q-010:フォームからの相談 |
| 後から届いた問い合わせ | Q-011:同じ相談の到着確認 |
| 対応をまとめる番号 | Q-010 |
| まとめた理由 | Q-011に「昨日送った件」と明記あり |
| 新しく増えた情報 | 返信先の変更あり。変更内容を確認する |
Q-011には「Q-010で対応」と残し、担当者が二重に返答しないようにします。元の連絡を消す作業と、対応先を一つにまとめる作業は分けて考えてください。
追加情報は、確認してから引き継ぐ
2通目で納期や送付先が変わっている場合は、単なる重複として閉じません。どの情報が最新か、誰から変更依頼が届いたかを確認し、対応メモへ反映します。
連絡先の変更など、相手の確認が必要な内容は、メールの文面だけで決めず、業務に合った確認方法を使います。「重複」と判定できたことが、変更内容まで正しいという意味にはなりません。
二重返信を防ぐために決めること
- 対応をまとめた番号を、両方の記録から見つけられるようにする。
- 最後に誰が返答したかを残す。
- 新しい情報を反映した人と日時を残す。
- 判断できないものは「重複確認中」にして、確認する人を決める。
将来自動化する場合も、まずは重複候補を表示するところから始める設計が考えられます。同じ件名やメールアドレスだけを条件に、自動で削除する前提にはしません。
最初は架空の2通を用意し、「同じ用件」「別の用件」「同じ用件だが条件変更」の3パターンで、記録の残し方を試してみてください。
作成日:2026年9月10日。独自の管理例です。重複判定のプログラムや自動削除機能を検証した記事ではありません。
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